寝てくれない子どもに毎晩イライラして、睡眠不足で大変な毎日。
何とかしたい!と思って、早速ネントレにチャレンジしてみるも、
「全然上手くいかない!!」
と早々に挫折してしまう方も多いと思います。
でも、今回ご紹介するポイントに気をつけながら、根気強く続けていった結果、
娘は生後3ヶ月から寝かしつけ無しで夜通し眠るようになり、もうすぐ2歳になる今でも、20時前にはベッドに入って一人で寝ます。
ネントレは、あきらめずに継続できればほぼ成功します。
今、挫折しそうな方も、ぜひあきらめずに頑張って欲しいです!
ネントレを成功させるための4つのポイント
早速ですが、私がネントレを成功させるために気をつけていたポイントは以下の4つです。
- ネントレについてしっかり理解してから始める
- 一度やると決めたら心を決める
- 上手くいかなくて当たり前というスタンスでやる
- 家族に理解してもらう
では、順番に解説していきます。
ポイント①ネントレについてしっかり理解してから始める
まずは、ネントレについてしっかりと知識を身につけ、理解してから始めることです。
これ、すごく大切なことなんですが、意外とできてない方が多いです。
ネットで適当に調べて、とりあえず見よう見まねでやってみたけどうまくいかない。みたいな。
赤ちゃんの生態やネントレの仕組みについてきちんと理解した上でネントレをしないと、なぜうまくいかないのかを自分で考えて試行錯誤することもできないし、間違った方法のまま続けてしまって全然意味が無かったりします。
ネントレに関する基礎知識がきちんと身についているかどうかで、ネントレがうまくいくかどうかが全然違ってきます。
そのため、ネントレをするのであれば、必ず事前にしっかり本を読んでからおこなうようにします。
また、本が手元にあると、いざネントレを始めて困ったことがあった時も大抵似たようなケースの対処法が書いてあるので、何かしらヒントが得られます。
同じくジーナ式を実践した友人の本も、付箋だらけになっていました。
困ったらネットで調べれば良いじゃん!と感じる方もいると思いますが、あらかじめ本を読んでいて基礎知識が身についている状態とそうでない状態でネットの記事を読むのでは、理解度に雲泥の差があります。
そんなに高いものでもないので、ネントレをするのであれば、必ず本は読むべきです。
例え最終的にネントレが上手く行かなかったとしても、知っておくだけで精神的な負担が全然違う知識なども得られますので、買って損することはないと思います。
実際私も、寝ている娘を膝に抱えたままの状態で必死に読んだりしていました。
図解入りで分かりやすく書かれているネントレ本などもありますので、中々文字が入ってこない人は、まずはそういった本から読んでみるのも良いと思います。
<一番オススメのジーナ式>
<ネントレについて詳しく書いてある本>
<図が多く読みやすいネントレ本>※その分情報も少なめです
個人的にオススメなネントレ本については、下記記事に詳しく書いています。
ポイント②一度やると決めたら心を決める
事前にしっかり本を読んでネントレの知識を身に付けたら、次に重要なポイントは、「一度やると決めたら心を決める」ことです。
ネントレに挫折してしまう主な原因は、赤ちゃんを泣かせてしまうことになるからです。
この「泣かせてしまう」というのは、
泣かせてしまう=泣いた時にあやせない
という意味で、ネントレ中は赤ちゃんが泣いても抱っこなどはせず見守る必要があります。
ネントレは一人でネンネができるようになるための訓練なので、泣いてもある程度は様子を見る必要があります。
ただ、これは言い換えると「赤ちゃんが泣いているのに放置している」という状態になるので、泣き方が激しかったりずっと泣き止まなかったりすると、親にとってはかなりのストレスになってしまいます。
他人の赤ちゃんだとそうでもないのですが、自分の子が泣いていると、どうしても「すぐに何とかしてあげたい!」と気持ちが焦ってしまうんですよね。
そのため、ここで我慢できずに抱っこしてしまう人も多いと思います。
ただ、すぐに様子を見に行ったり抱っこしにいったりしてしまうと、やはりネントレは中々上手くいきません。
あまりにも激しく泣くような場合などは、無理せず抱っこしに行ってあげても良いと思いますが、ネントレを成功させるためには、ある程度の強い意思と忍耐が必要です。
あらかじめ、何故ネントレをするのか?本当にネントレをする必要があるのか?をよく考えて、自分で十分納得した上で、心を決めてから始めることをおすすめします。
もし、どうしても赤ちゃんの泣き声に耐えられない人は、耳栓やヘッドフォンを使ってみると良いかもしれません。
ただ、音が聞こえづらくなる分、モニター等で赤ちゃんの様子はしっかり確認することが必要です。
少しでも赤ちゃんを泣かせっぱなしにするなんてかわいそう!自分には無理!と思う方は、「泣かせないネントレ」もあるようですので、そちらを試してみると良いかもしれません。
<泣かせないネントレ本>
ただ、私はこの本は読んだことはないのですが、泣かせないといっても、結局ある程度は泣かせることになるようです。
また、やり方がゆるい分、効果がでるのにも時間がかかるようなので、私個人としてはあまりおすすめはしていません。
ポイント③上手くいかなくて当たり前というスタンスでやる
ネントレは、最初からうまくいくことなんてほとんどありません。
やっぱりこんなことやめておいた方がいいんじゃないか?という葛藤と戦いながら、毎日試行錯誤の繰り返しです。
そのため、あまり思いつめすぎず、「上手くいかなくて当たり前」というスタンスで臨むのがポイントです。
今の状況を何とかしたくてネントレを始める人がほとんどなので、精神的なゆとりがない場合が多いとは思いますが、過度に期待しすぎたり、思いつめたりすると、挫折率が上がります。
ジーナさんも言っているように、上手くいかなければ、また気を取り直して次の日頑張れば良い!というスタンスでいると良いと思います。
ポイント④家族に理解してもらう
最後のポイントは、家族に理解してもらえるかどうかです。
実はこれがかなり重要なポイントで、特に旦那さんの理解が得られるかどうかが重要です。
幸い、私の夫は協力的だったので、困ったときに相談にのってくれたりして、とても心強かったのを覚えています。
当時夫は仕事がかなり忙しかったので、本を読んでもらってすべて理解して一緒にやるということはできませんでした。
それでも、私の話を聞いてちゃんと知ろうとしてくれましたし、悩んだ時も相談にのったりしてくれたことが大きな支えとなり、心が折れそうなときもあきらめずに続けてこられました。
もし、夫が全然協力してくれなかったり、逆に否定するようなことを言ってきたりしていたら、ストレスは倍増していたし、一人で続けるのはかなり心細かったと思います。
特に親と同居している方は、母親に否定されることが多いかもしれません。
実際私も母に、「そんなの絶対上手くいくわけがない」と言われました(後に娘を見て考え方が変わったようですが)。
そんな時も、旦那さんが味方してくれるかどうかで、精神的な負担がかなり変わります。
ただでさえ「本当にこの方法で良いのかな?」と悩んでいるのに、さらに否定的なことを言わてしまうと、心はポキっと折れやすくなります。
できれば旦那さんにも本を読んでもらい、ネントレについてお互いに理解した上で始めると、上手くいく確率がぐんと上がると思います。
ネントレをするとメリットがたくさん!
ネントレっていうと、日本では一部の人がおこなう特殊な育児法というイメージがあるかもしれません。
中には、マイナスなイメージを持っている人もいると思います。
でも、ネントレをすることで、実は親にも子にもたくさんのメリットがあります。
<親へのメリット>
- 毎日の生活に余裕ができる
- 毎晩寝かしつけをする必要がない
- 添い寝をする必要がないのでぐっすり寝られる
<子どもへのメリット>
- 早寝早起きの生活習慣が身に付く
- 十分な睡眠が取れているので体調を崩しにくい
- 一人で寝られるので自律性が育まれる
などなど・・
まさに、忙しい現代の日本人ママにぴったりの育児法です。
是非、あきらめずに挑戦してみてくださいね!