「ジーナ式」の最大のポイントは、決められたスケジュールに沿って過ごす、ということです。
まずは、新生児(生後0ヶ月)のスケジュールについてです。
赤ちゃんが生まれて最初の1ヶ月目となりますが、ジーナ式では、
・生後1週目(退院後すぐ)
・生後2〜4週目
の2つに分かれています。
では、実際の大まかなスケジュールやポイントについて、それぞれ見ていきましょう。
当サイトに載せているスケジュールは、ジーナ式ってどんな感じなの?という人向けに、主に授乳・睡眠の部分をかなりざっくり紹介したものです。
実践する際は、以下の本を参考にしてくださいね。
ジーナ式スケジュール【生後1週目】
7:00 起床・授乳①
8:30〜9:45 朝寝
10:00 授乳②
11:00 授乳③
11:30〜14:00 昼寝
14:00 授乳④
15:30〜17:00 夕寝
17:00 授乳⑤
18:00 お風呂
18:15 授乳⑥
19:00 就寝
22:00 授乳⑦
2:30〜3:30 授乳⑧
お昼寝の上限時間は5時間半
ジーナ式スケジュール【生後2〜4週目】
7:00 起床・授乳①
9:00〜9:45 朝寝
10:00 授乳②
10:30 授乳③
11:30〜14:00 昼寝
14:00 授乳④
16:00〜17:00 夕寝
17:00 授乳⑤
18:00 お風呂
18:15 授乳⑥
19:00 就寝
22:30 授乳⑦
2:30〜3:30 授乳⑧
お昼寝の上限時間は5時間
ジーナ式スケジュール【新生児】のポイント
ジーナ式は、生活リズムを整えることがポイントとなります。
生まれて間もない赤ちゃんはまだ昼も夜も区別がついていませんが、なるべく早くからリズムに慣らしていくために、上記スケジュールに沿って一日を過ごすようにします。
なんですが、、、
実際のところ、退院してすぐの頃なんて、赤ちゃんはすぐ泣くし、自分もまだまだ出産後でフラフラの状態ですよね。
出産後の体のダメージは、交通事故後と同じレベルなんて言う位ですからね。
特に一人目の時なんて、育児自体が初めてでもうわけわかめ状態なので、とてもスケジュールどころではないと思います。
ご存知の通り、ジーナ式はスケジュールがかなり細かいですし。
私がもし娘を出産する前にジーナ式を知っていたとしても、きっと
「こんなのできる訳ない!」
と、半狂乱で本を投げ捨てていたことでしょう・・
この時期はまず、できるだけスケジュールを意識するだけで十分だと思います。
スケジュール通りいかなくてストレスが溜まってしまうよりも、まずは母体回復を優先する時期だと思います(もちろん、最初から上手くスケジュールに乗せられればイコール母体回復に繋がりますのでそれが一番良いですが・・)。
きっちりジーナ式通りにやらなければ!と思い詰める必要はありません。
ストレスを溜めないためのスケジュールでストレス溜めてしまっては本末転倒ですからね。
そもそも本に載っているスケジュールは、あくまでも見本のようなものです。
赤ちゃんによって多少のアレンジは必要ですし、ジーナさんもそのように述べています。
ただでさえ子を守るという野生の本能で神経荒ぶりまくっている時期ですので、初めは上手くいかなくて当然!スケジュールに乗ったらラッキー♪くらいの心構えでいくと良いです。
*スケジュール通りいかなくても、下記の点だけは意識しておくと良いと思います!
・19時以降は寝室(暗い部屋)で過ごす
・朝はなるべく7時に起きる
・昼寝させすぎない
この頃の我が家の様子
当時は、まだジーナ式など全く知らなかった私。
初めての育児で、本当に大変な毎日でした(私がジーナ式に出会う前のズタボロ状態については、 ジーナ式とは?に書いています。)。
実家にいたので、日中は家族のサポートもありましたが、問題だったのは、夜でした。
昔明け方まで起きていただけで翌朝体調を崩して熱を出したほど睡眠命の私にとって、夜寝られるかどうかいうのは死活問題でした。
にも関わらず、当時なかなか母乳が出ていなかった私は、深夜に頑張って吸わせると分泌量が増える!というネット記事を見て鵜呑みにしてしまっていたのです。
とにかく母乳量を増やしたい一心で、毎晩猛烈な眠気と戦いながら必死の長時間授乳。
泣いて起きる→授乳→泣いて寝ない→ミルク→泣いて寝ない→再び授乳→寝る→布団に置く→泣いて起きる→再び授乳(以下略)
みたいな地獄の無限ループを、一回1時間〜1時間半くらいかけてやっていました。
この時期は本当にしんどかったです。
確かに、ホルモンの関係上、深夜の授乳で母乳の分泌が促されるのは一理あると思います。
でも、私の場合はそれよりも睡眠不足による疲労・ストレスで結局母乳は出ませんでした(体質もありますが)。
このことも、本には書かれていますよね。
今思うと、夜中はそんなに母乳にこだわらなくても良かったなー、と感じます。
授乳はささっと切り上げて、ミルクをたっぷりあげたら、あとは泣いてもすぐ授乳じゃなくて、しばらく布団の上に置いておけば寝た気がします。
でも、当時はとにかく母乳を吸わせるよう病院から指導されていたし、泣いている赤ちゃんが勝手に寝るなんて発想がなかったし、とてもそんな考えには至りませんでした。
そんなこんなで、我が子生誕後の最初の1ヶ月は、怒涛の日々でした。
次は、生後1ヶ月のスケジュールです ↓
ジーナ式に必要なものはこちらの記事にまとめています ↓
2人目ジーナ式の記事はこちら ↓
こんにちは!
生後1ヶ月の子をで育てています。
完全ミルクで育てる予定なのですが、一つ質問です。
夕方17時と18時15分の授乳のミルクの量はどう調整されてましたか?どちらも規定量(80cc×2回など)をあげると多すぎるので困っています。どちらかの回を少なめにするなど工夫されてますか?
そらさま
初めまして。
ブログをご覧いただき、どうもありがとうございます^^
17時と18時15分の授乳は、お風呂の前に機嫌が悪くなるのを防止するために振り分けて授乳するので、基本的には規定量を半分にしてあげれば良いですよ。
ただ、うちの娘は2回に分けるとどうしても物足りないようで泣いてしまうことがあったので、17時の方を少し多くしたりしていました(そのため、量は他の授乳時よりも少し多めになります)。
18時15分に飲みすぎると22時の授乳で十分に飲まず早朝覚醒につながる可能性があるので、17時の方を多めにしていました。
詳しくは、本のP.127を参考にされると良いと思います!
まだまだ大変な時期かと思いますが、無理せずに頑張ってください^^