赤ちゃんが生まれてくるために用意するものの一つに、赤ちゃんの寝床があります。
ベビーベッドもベビー布団も、色々なものが売っていて、どれを準備したら良いのか迷ってしまいますよね。
今回は、実際に体験してみてわかった一番オススメの方法についてお伝えしたいと思います。
布団からベッドへ移行するのがベスト
まず結論から言うと、生まれてすぐの頃はベビー布団、少したったらベビーベッドというのがベストです。
一体それが何故なのか、順番に説明していきます。
生まれてすぐの頃はベビー布団の方が良い
赤ちゃんが生まれてすぐの頃は、とにかくお世話が大変なので、ベビー布団を大人の布団と一緒に並べるのがオススメです。
なぜなら、この頃は昼夜問わず頻繁に授乳やオムツ替えがあるので、できるだけ親が楽な方が良いからです。
ベビーベッドだと、赤ちゃんを寝かせたり抱き上げる時に毎回立たなければならない上に、ベッドの柵の上げ下ろしなども必要になります。
特に、深夜のお世話の時にいちいち起き上がらなくてはいけないのは本当に大変です。
一方、布団であれば、立ち上がらなくてもすぐ赤ちゃんを抱っこできますし、座った状態のままお世話が可能です。
普段ベッドで寝ているからベッドが良いという方は、隣にぴったりとくっつけて添い寝ができるベビーベッドも売っているので、そういったものにベビー布団を引いて使うと良いと思います。
産後まだ十分に体力が回復していない時は、普段は何ともないちょっとしたことでも負担に感じます。
とにかく親の負担が極力少なくなるように、赤ちゃんは親のすぐ隣で寝かせるのがオススメです。
深夜授乳がなくなる&赤ちゃんの寝相が悪くなったらベビーベッドにする
赤ちゃんが大きくなってくると、今度は布団よりもベビーベッドの方が楽になります。
何故なら、赤ちゃんが動き回るようになるからです。
それまでは布団の上で大人しく寝てくれていた赤ちゃんも、寝返りをうつようになってくると、寝ながら縦横無尽に動き回ります。
赤ちゃんの寝相は本当に悪いです。
うちの娘も、寝ながらくるくると回り、朝起きたら180度大回転ということもしょっちゅうです。
そのため、布団のままだと、すぐに布団からはみ出してしまうようになります。
ずっと布団派の方は、部屋中に布団を敷き詰めて一緒に寝ている人が多いようですが、赤ちゃんを真ん中にして寝るため、夜中にぶつかったり蹴られることが多いようです。
また、赤ちゃんを潰さないように気をつけながら寝ないといけないため、どうしてもぐっすり寝られません。
このように、親の睡眠が阻害されてしまうようになるので、赤ちゃんが大きくなってきたら布団で添い寝はおすすめできません。
そこで、ベビーベッドへの移行をおすすめします。
ベビーベッドであれば、赤ちゃんがいくら動き回ってもベッドの中だけなので安全で安心ですし、親もゆっくり休むことができます。
もし、赤ちゃんが柵にぶつかるのが気になる場合は、ベッドガードをつけるか、バスタオルなどを巻いたりして対策すると良いです。
窒息予防のため、我が家ではこちらのメッシュ素材のベビーガードを使っています。
いつ頃からベビーベッドにすると良いかについては、生後5〜6ヶ月までを一つの目安にすると良いと思います。
なぜなら、月齢が高くなるとだんだん赤ちゃんに知恵がついてきて、ベビーベッドを嫌がってしまうことがあるからです。
ちなみに娘の場合は、生後3ヶ月の後半から深夜授乳がなくなったので、生後4ヶ月ごろからベビーベッドに寝かせるようになりました(早くから夜通し寝るようになったのは、このサイトで紹介しているジーナ式育児のおかげです。)。
深夜授乳が無くなれば、夜中に起きてお世話をすることがなくなるので、ベビーベッドにしても負担がありません。
ベビー布団を買っておけばベビーベッドにも使える
以上の理由から、赤ちゃんの寝床については、ベビー布団とベビーベッドの合わせ技がおすすめです。
合わせ技と言っても、ベビーベッド用マットレスと敷布団を両方買う必要はありません。
なぜなら、ベビーベッドのサイズとベビー布団のサイズは基本的に同じだからです。
ベッド用にわざわざマットレスを買わなくても、敷布団をベッドに敷けば、そのままマットレスとして使うことができます。
実際に必要なものは?
それではここで、実際に必要なものをご紹介します。
ベビー布団セットを購入すると、あれこれ色々とついてきますが、ここでは私が必要だった最低限のものだけご紹介します。
- ベビー用敷布団
- ベビー用敷布団カバー
- ベビーベッド
- ベビーガード
以上です。
他のものは、買わなくても大丈夫でした。
私も、初めは色々必要だと思って布団セットを購入しました。
これはこれで可愛かったのですが、実際には掛け布団や枕などはほとんど使いませんでした。
ベビーベッドとベビーガードは後から購入しても大丈夫なので、本当にベッドが必要かどうか迷っている方は、とりあえず敷布団とカバーだけ買っておけば良いと思います。
掛け布団は必要ないの?
娘の場合、掛け布団はほとんど必要ありませんでした。
その理由は、代わりにスリーパーを着るようになったからです。
先ほど述べたように、赤ちゃんは動き回るようになると、寝相がとてつもなく悪くなります。
そうなってくると、朝までちゃんと掛け布団を被っていてくれるということはほぼ不可能です。
赤ちゃんが動き回るようになってきたら、寝冷えして風邪をひかないように、赤ちゃんには掛け布団よりもスリーパーが断然オススメです。
私のオススメはエイデンアンドアネイ!
また、掛け布団は窒息死や暖めすぎによるSIDSの危険もあるので、あまりオススメしません。
スリーパーを着ていない場合は、掛け布団の代わりに家にある大人用の毛布やタオルケットを、赤ちゃんの顔にかからないように肩より下にかけてあげると良いと思います。
娘の場合、まだスリーパーを着せる前だった時は、冬で肩が出て寒そうだったので、ベビー用肩当てを買い足して使っていました。
枕についても、掛け布団同様、窒息死の危険がありますし、動き出したら意味がなくなるので必要ありませんでした。
キルトパッドを買うなら防水機能付きものがオススメ
娘が生まれてしばらくは、防水パッドやキルトパッドは使わず、敷布団にそのままカバーをして使っていました。
寝ている時の吐き戻しやおむつ漏れがあまりない赤ちゃんの場合は、バスタオルを引くくらいで十分です。
もし、キルトパッドや防水シーツを用意したい場合は、2つの機能が1枚についているものがオススメです。
普通、キルトパッドと防水シーツは1枚ずつ別々に用意する必要がありますが、1枚ですむので洗濯やセットが楽チンです。
娘の場合は、夏になって頭に大量に汗をかくようになったので、後から防水機能付きのキルトパッドを購入し、使い始めました。
まとめ
ここまで、赤ちゃんの寝床をどうしたら良いかについてお伝えしました。
迷っている方は、とりあえずベビー用敷布団&敷布団カバーだけ準備しておいて、後は必要だと思った時に買い足せば良いと思います。
以上、どなたかの参考になれば幸いです。
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