私はミルク育児をしています。
ミルクは調乳が大変だとよく言われますが、私はこの方法でミルク作りが全く負担にならなくなりました。
準備といえば、毎日朝と夜に2回お湯を沸かしているだけです。
ミネラルウォーターもウォーターサーバーも使っていませんが、いつも簡単にミルクが作れています。
今回は、試行錯誤の上編み出した、1番簡単な湯冷まし&お湯の作り方をご紹介したいと思います。
最初は電気ケトルとミネラルウォーターで調乳していました
娘が生まれてすぐの頃は、家にあった電気ケトルで毎回お湯を沸かして粉ミルクを溶かし、湯冷まし代わりにミネラルウォーターを使ってミルクを作っていました。
この方法でも慣れてくれば適温で作れるので、その後流水で冷やす手間はなかったのですが、以下の点がネックでした。
・すぐに沸かしたいのでケトル内の水を少なめにしておく→すぐ無くなるので1日に何回も継ぎ足す必要がある
・ケトルを毎晩キッチンから寝室へ運ぶのが面倒くさい
・ミネラルウォーターだとコストがかかる。また、2Lの大きいサイズだと割る時にドバッと入りやすく微調整が難しい
この問題点を解決するため、色々と調べて一番良い方法を検討し、現在の方法にたどり着きました。
ちなみに、電気ケトルの代わりに電気ポットにすれば、毎回沸かす必要もないし、適温で保温もできるので便利かとも思いましたが、
・電気代がかかる
・普段電気ポットを使わないし、今後も使う予定がないので、ミルクのためだけに買うのはもったいない
ということで却下になりました。
用意するもの:大きめのステンレスポット・水筒・プラスチックボトル
まず、用意するものは「大きめのステンレスポット・水筒・プラスチックボトル」の3点です。
上の写真が我が家の三種の神器です。
順番に説明します。
大きめのステンレスポット
これは、日中使うお湯を入れるためのものです。
なぜ大きめなのかというと、小さいサイズは時間がたつとお湯が冷めてしまうからです。
粉ミルクはサカザキ菌を不活化させるため、70℃以上のお湯で溶かす必要があります。
小さいポットだと、朝熱湯を入れたとしても、使っていくうちに量が減って冷めやすくなり、夕方頃にはぬるくなってしまいます。
大きいポットであれば、朝1度沸かしてしまえば夕方まで持ちますし、大人がちょっとお茶を飲みたい時などに使ったりもできるのでとても便利です。
写真だと後ろに隠れていて見辛いのですが、我が家ではサーモスのステンレスポット(1.5L)を使っています。
私がこの商品を選んだ理由は以下の通りです。
・保温効果が高い
・本体が軽い
・ワンタッチでお湯を注ぐことができる
・丸洗いできて手入れがラク
・デザインがおしゃれ
実は、もともと実家にこのステンレスポットの2Lがあって、使いやすくておしゃれでいいなーと思っていたんですよね。
それでネットで調べてみたところ、保温効果に定評があり、使っている人の評価も高かったので、これに決めました。
保温効果については、2Lの方が良いかなとも思ったのですが、ミルクを作るときは少ししか注がないので、大きいと使いづらいと思い、1.5Lにしました。
実際、お湯を満タンに入れても片手で持って注ぐことができますし、保温も夜までかなりアツアツの状態をキープできています。
ちなみに、1Lのポットもあって迷ったのですが、私は完全ミルクだったので、1Lだと夕方まで温度をキープできるか微妙だったと思います。
昼に沸かし直せば大丈夫ですが、めんどくさい人は1.5L以上のポットをオススメします。
逆に、普段大人も結構使う人や、心配な方は2Lくらいの方が安心だと思います。
我が家は1.5Lにしてちょうどよかったです。
水筒
上の写真の手前右側のものです。
水筒は、深夜&お出かけ用のお湯の入れ物として使います。
深夜とお出かけの時に使うだけなので、小さいサイズのものを選びました。
私はこちらもサーモスのものを使っています。
これは調乳用ではなく、スタバに売っていた普通の水筒なのですが、飲み口がちょうど哺乳瓶に注ぎやすい形になっていて、とても使いやすいです。また、蓋をロックすることができるので、赤ちゃんが触ってしまっても安心です。
同じデザインで調乳用のものも出ています。
調乳用でなくても、同じ注ぎ口のものを選べば調乳用として問題なく使えます。
ミルクを飲まなくなった後も、普通に大人の水筒として使えるので、その時に使いたいサイズ・デザインのものを選ぶと良いと思います。
プラスチックボトル
これは、湯冷ましを入れる容器です。上の写真だと手前左側のものです。
湯冷ましはお湯よりもたくさん使うので、500mlくらいのものが良いと思います。
私は妊娠前に職場に持っていく水筒として普段使いしていた350mlのボトルを使っていますが、ミルクを飲む量が増えると湯冷ましを使う量が増えるので、本当は500mlくらいあるとちょうど良いなと思ってます。
この3つが準備できたら、あとは今から説明する通りにお湯&湯冷ましを作るだけです!
【日中用】粉ミルク作りのお湯&湯冷ましの作り方
1. まず、朝一の授乳前にやかんいっぱいにお湯を沸かす
2. お湯が沸いたら、ステンレスポットに満タンに入れる(お湯の完成)
3. やかん or ポットに入れたお湯&前日の夜作った深夜用湯冷まし(プラスチックボトル)の余りを使って、朝一のミルクを作る
4. 朝一のミルクを作ったら、ボトルに残った深夜用湯冷ましは全部捨てる。
5. 空になったそのボトルに、前日の夜作ったお湯(水筒)の余りを移す(冷めたら湯冷ましの完成)
6. あとは授乳の度にポットのお湯&ボトルの湯冷ましでミルクを作るだけ
・途中で湯冷ましが少なくなったら、ポットのお湯を継ぎ足しておきます。すると次の授乳の時までには冷めるので、追加で湯冷ましが作れます。
・湯冷ましは常温保存で大丈夫ですが、心配な方は冷蔵庫で保管してください。
・深夜用の湯冷ましは、次に説明する通り前日の朝沸かしたものです。水道水は沸かすと塩素が抜けて雑菌が繁殖しやすくなるので、24時間を目安に使い切るようにしてください。
・お出かけの時は、ポットのお湯を水筒に移し、ボトルと一緒に持っていくだけです。
【深夜用】粉ミルク作りのお湯&湯冷ましの作り方
1. 自分たちが寝る前に、やかんでお湯を沸かす
2. お湯が沸いたら、水筒に満タンに入れる(お湯の完成)
3.ポットの残りのお湯を、ボトルに入れる(冷めたら湯冷ましの完成)
4. あとは水筒&ボトルとミルク作りに必要なもの(哺乳瓶・ミルク・ガーゼなど)をまとめて寝室へ持っていくだけ
深夜のミルク作りには、キューブ型ミルクがオススメです。詳しくは下記記事に書いています。
なにこれめんどくさい!と思った方へ
簡単なお湯&湯冷ましの作り方について説明しましたが、こんなの毎日めんどくさくて出来ない!簡単じゃない!と思われた方もいるかもしれません。
そんな方は、やはりウォーターサーバーが良いと思います。
ウォーターサーバーであれば、お湯も湯冷ましもいつでもすぐ使えます(ただし深夜授乳はウォーターサーバーまで作りに行かなくてはいけませんが・・)。
色々なメーカーがお試しプランや子育て中の特別プランを出しているので、一度探してみると良いと思います。
おわりに
以上、簡単なお湯&湯冷ましの作り方について説明しました。
ちなみに、ミルクによっては湯冷ましが使えないメーカーもあるので注意が必要です(最初に少量のお湯でミルクを溶かしたあと、さらにお湯を注いで哺乳瓶を流水等で冷ます必要があります。)。
私は普段、和光堂の「はいはい
個人的には、毎回哺乳瓶を冷ます必要があるかどうかでミルク作りの大変さが雲泥の差で変わってくるので(特に深夜)、湯冷ましが使えるミルクがオススメです。
詳しくは下記記事にも書いています。
以上、どなたかの参考になれば幸いです!
粉ミルクはミネラルウォーターで作ってはダメですよ。
水道水で作ることを前提にしてあるので、ミネラル分は不要です。病院で指導されませんでしたか?
軟水や硬水で作ると赤ちゃんの腎臓に負荷がかかってしまいます。
誤った情報なのでアフィリエイト記事であったとしても、ちゃんと訂正した方が良いと思います。
通りすがり様
コメントいただきありがとうございます。
調乳用の湯冷ましですが、もともと私も、ミネラルウォーターは使って良いのかな?と不安になり、色々調べた経緯があります。(当時病院での指導は特になかった気がします。)
その結果、硬水は内蔵に負担がかかるのでNGですが、硬度の低い軟水であれば、ミネラルウォーターを使用しても問題ないことが分かりました。
例えば、アルプスの天然水の公式サイトでは、調乳用として使用できると書かれています。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.suntory.co.jp/customer/faq/amp/003389.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D
また、記事内でご紹介しているウォーターサーバーについても、調乳用として使用できるものをご紹介していますので、ご安心ください。
この度は、ご指摘いただきありがとうございました!
また不明な点などあればお知らせくださいね。