一般的に、おしるしがあったら陣痛が始まる合図と言われています。
出産予定日が近づいてくると、おしるしがきていないかどうか、毎回トイレでチェックしてしまうという人もいるのではないでしょうか。
特に初産だと、何もかもが初めてのことなので、おしるしが一体どんなものかも分からず、余計にソワソワしてしまいますよね。
今回は、私が出産した時のおしるしがきてから陣痛までの様子についてお伝えしたいと思います。
おしるしとは?
おしるしとは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が子宮壁から剥がれて出血することで起こるおりもののことで、お産が近づいたサインです。
色や量は人によって異なりますが、一般的には茶褐色やピンクのものが少量出ることが多いようです。
また、おしるしは血とおりものが混ざったものですので、基本的には少し粘り気があります。
鮮血の場合は異常出血?
人によっては、生理の時のような鮮血が出る場合もあります。
鮮血の場合注意しなくてはならないのは、陣痛ではない急激な痛みがあったり、大量に出血している場合は、おしるしではなく異常出血の可能性があるということです。
稀に、常位胎盤早期剥離といって、赤ちゃんが生まれる前に胎盤が剥がれてしまい、母子ともに命に関わる危険な病気が起こることもあります。
少しでも様子がおかしいと思った場合は、すぐに病院へ連絡するようにしてください。
おしるしがない人も
おしるしは、全ての人にあるわけではありません。
むしろ、お産の前におしるしがあった人の割合の方が若干少ないようです。
ユニ・チャームの調査によると、おしるしがあってから陣痛が始まった人の割合は、約47%です。
おしるしがないまま突然陣痛がくる場合もあるので、おしるしがないからといって油断しないように注意することが必要です。
おしるしから陣痛までの平均時間は?
おしるしがあると、24時間以内に陣痛が起こるケースが一番多いようです。
先ほどのユニ・チャームの調査でも、おしるしがあった当日に陣痛が始まった人が30%、1日〜3日後に始まった人が約20%となっています。
おしるしがきたら、いよいよ数日以内に赤ちゃんが生まれると思って、心構えや準備をしておいた方が良さそうですね。
おしるしから陣痛までの時間(私の場合・初産)
では、私の出産が実際にどうだったのかについてお伝えしていきたいと思います。
私の場合は、陣痛がきた日の朝におしるしがありました。
その後、陣痛が来たのがその日の夜12時でした。
それまでは特にお腹が張りやすいといった様なこともなく、おしるしがあった後も普段通りでした。
また、病院へ行って本格的な陣痛が始まるまで破水もありませんでした。
おしるしから陣痛・出産までの様子について
陣痛がくるまで
まず、朝起きてトイレへ行くと、生理の始めや終わり頃のような茶褐色の血が少量出ていました。
実はそれまでも、定期検診で内診をされた時に出血したことが2回程ありました。
その時は、内診後、しばらくしてから少し多めの鮮血が出ました。
もしかしておしるし!?と思ったのですが、内診による刺激で少し出血しただけで、陣痛には繋がりませんでした。
一方、陣痛がきた日の朝は、すでに予定日を5日過ぎていたし、前日に特に内診などもしていなかったので、これはおしるしだと確信しました。
この日は休日で、夫が一緒にいてくれる予定だったのと、次の日の朝一がちょうど定期検診の予定だったので、とりあえず明日までは陣痛が来ても大丈夫だと少し安心したのを覚えています。
ただ、私は無痛分娩を希望していて、休日は無痛が出来ない病院だったので、明日の定期検診までは陣痛が来ませんように!と思っていました。
この時はなぜか、赤ちゃんはきっと私の願いをわかってくれていて、明日まで待ってくれるはず、という根拠のない自信があったので、おしるしに気がついた後も割と冷静でいられました(実際はそんな願いも虚しく当日来たわけですが)。
そんなわけで、すぐには来ないだろうと勝手に思っていたので、まずはモーニングをしに近所のカフェまで出かけました。
その際は、一応何があってもいいように入院グッズ一式は車に積んで持っていきました。
あとは、破水に備えて生理用ナプキンを当てていました。
特に何事もなくモーニングを終えて帰宅し、さすがにその後は自宅でゆっくりと過ごしました。
夜になり、入院に備えて残飯処理をして、お風呂にも入って陣痛を待ちましたが、多少お腹は張るものの、特に気配はありません。
だんだん眠たくなってきたので、今来ちゃったらもしかして徹夜・・?と少しドキドキしつつも、ベッドに入ったのが夜12時頃でした。
ついに陣痛がきた!
しばらく横になっていると、何だかお腹の張りが強くなってきている様子。
それに、何となく5分くらいの感覚で定期的にきているような気がします。
病院の母親教室に参加した時は、10分間隔になったら病院へ連絡するようにと言われていたので、いきなり5分はおかしいよなぁと思いつつも、半信半疑で陣痛アプリを使って測ってみることに。
すると、3〜5分間隔で、1分前後の張りがきていました。
今思うと完全に陣痛なのですが、実際にはまだそこまでは痛くないし、急に3〜5分間隔って変だし、もう少し様子を見た方が良いかな〜と呑気に思っていました。
ただ、夫から念のため病院に電話した方がいいと言われて病院へ電話することに。
すると、一応荷物を持って来てくださいとのことだったので、すぐにパジャマの上からコートを着て病院へ向かいました。
その後、病院へ着いて間も無くすると、我慢できない痛みが始まりました。
そしてそのまま入院し、次の日の夕方に無事出産となりました。
おわりに
病院へ着く頃にはだいぶお腹が痛くなってきていて、一旦座って休憩しないと動けない様な状態になっていました。
それから30分と経たないうちに、痛みでとても動ける状態では無くなってしまったので、今思うと、あの時夫が病院へ連絡するように言ってくれて本当に良かったと思っています。
陣痛だと確信がもてないうちは、病院へ電話をするのを躊躇してしまう方もいると思いますが、おしるしがきているということは、出産が近い証拠です。
私の様に、急に痛みが強くなる場合もありますので、すでにおしるしがきていて、お腹の張りが強くて不安なようであれば、ためらわずに病院へ連絡してみるようにしてくださいね。
以上、おしるしから陣痛までの時間や過ごし方についてお伝えしました。
どなたかの参考になれば幸いです。
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