出産が近づき、性別もわかってくると、気になってくるのが赤ちゃんの名前をどうしようかということではないでしょうか。
名前は、赤ちゃんにとって親からの初めてのプレゼントと言われています。
どんな名前が良いか考えるのは、とても幸せで楽しい時間ですよね。
ただ、名前は子供が一生使うもの。
責任重大なので、後悔しないようにとあれこれと気にしだすと、中々決めることができなくて困ってしまうこともあると思います。
我が家でも娘の名前を決める際、気に入った名前の字画が微妙だったりして、決まるまでに色々と悩みました。
周りがどんな風にして子供の名前を決めているのかって、結構気になりませんか?
そんなわけで今回は、私たち夫婦がどのようにして子供の名前をつけたかをお伝えしたいと思います。
まずは夫婦で名前の候補を出し合う
我が家ではまず初めに、付けたい名前の候補をお互いに出し合うことにしました。
その後、話し合って絞り込んでいく作戦です。
名前の候補をあげる際は、名付け本を参考にしました。
子供が生まれたら絶対この名前にする!と決めている場合は別ですが、私はそうではなかったので、まず候補をあげるためにどんな名前があるのか知る必要がありました。
名付け本は、名前リストがあいうえお順で掲載されている他、季節や好きなものなどのイメージ別に名前が紹介されていたり、漢字や画数別で選べるようになっています。
こういったものがないと、名前って意外と浮かんでこないんですよね。
試しに頭の中で思い浮かべてもらうと良いですが、友達など身近な人の名前ばかり浮かんできてしまいませんか?
ネットにも名前リストが載ったサイトなどがあると思いますが、全ての名前が一つのサイトにまとまっているわけではないので、本を一冊手元に置いた上で参考にするのが良いと思います。
本であれば、よっぽど独創的な名前でない限り全て網羅されていますし、名づけに関する基本的なルールなども載っているので、一冊あると便利だと思います。
候補を出す時に意識していたこと
候補を出す際は、基本的にはパッと見て気になった名前を選んでいましたが、子供に名前をつけるならこんな名前にしたいなという思いがいくつかあったので、そちらも意識しながら選びました。
誰でも読める名前にする
まずは、誰でも読める名前にするということです。
キラキラネームとまではいかなくても、親がこだわりすぎて一見読めないような名前をつけてしまうと、子供は毎回説明したり訂正したりしなければならない人生を送ることになってしまいます。
もちろん名前に想いを込めるのは大切なのですが、本当に子供のことを想うなら、一発で読めない漢字は使わないようにしてあげたいと思いました。
覚えてもらいやすい名前にする
他人にすぐ名前を覚えてもらえるということは、人生においてメリットが多いですし、何より本人も嬉しいですよね。
親としても、覚えてもらいやすい名前の方が様々な場面で助かると思ったので、あまり聞きなれなず覚えにくい名前は避けるようにして、一度聞いたら忘れないくらいのシンプルな名前を選ぶようにしました。
親しみやすい名前にする
覚えてもらいやすいのと同じくらい、周りから親しみを持って呼んでもらえるというのは本人にとって大切なことだと思ったので、あだ名がつけやすかったり、そのままでも呼びやすい名前が良いと思いました。
可愛すぎない名前にする
赤ちゃんの名前を考える時って、女の子だとついつい可愛らしい名前を選んでしまいがちなんですよね。
でも、可愛い赤ちゃんもやがて大人になり、おばさんになります。
子供の頃は良くても、大人になった時に名前があまり可愛すぎると本人が恥ずかしい思いをすることになると思ったので、可愛らしすぎるものは避け、おばあさんになっても違和感のない名前を選ぶようにしました。
こういった点を意識しながら、名付け本をあ行から順番に見ていって、気になった名前をリストアップしていきました。
リストアップした候補の中からさらにいくつかに絞り込む
二人ともいくつか候補を出せたら、お互いにリストを見せ合って、話し合いながらさらに候補を絞り込んでいきました。
この時点では、大体20個ずつくらい候補が上がっていたと思います。
一度で決めるのは難しいと思ったので、まずはざっくりと絞ることにしました。
二人とも良いと思った名前や、片方が残しておきたい名前、捨てがたい名前を残した結果、10個程度に絞られました。
絞り込みをすることで、なんとなく書いておいた名前を残しておきたくなったりと、意外な気づきがありました。
そして数日後、改めて残った名前を二人で確認し、さらに絞り込みをおこないました。
数日間寝かせたことで、新鮮な目で見ることができました。
二度目の話し合いの結果、最終候補として5個程度残りました。
最終候補の名前を多方面から確認する
最終候補が残った後は、一つ一つの名前についていろんな方面からじっくり検討していくことにしました。
字画(姓名判断)を確認する
まずは、字画が良いかどうかを確認しました。やはり気になりますよね。
ただ、この字画というものがなかなかの曲者で・・。
ネット上に姓名判断ができるサイトがいくつかあったので試してみたのですが、流派が違うからか、サイトによって結果が全然違うんですよね。
こっちのサイトでは大吉なのに、一方では凶とか。
それに、全体運は良いけれど部分的に悪いなど、いくつかの項目で運勢も異なり、全てが良い名前というのは中々見つかりませんでした。
ネットではあまり当てにならないかと、実際に姓名判断をしているお店にも一度行って見てもらったのですが、正直疑問に思ってしまうようなことがあって、あまり納得がいきませんでした。
そして夫婦で話し合った結果、我が家では字画については気にしないことにしました。
流派によって言っていることも違うようなので、要は宗教と同じで、信じるかどうかはその人次第という結論に至りました。
それに、もし自分が子供だったら、親が思いを込めて一生懸命考えてつけてくれた名前であれば、字画にこだわりすぎてあまり気に入らない名前をつけられるよりも嬉しいと思ったので、字画は参考程度にするくらいで、よっぽど悪くない限りは気にしないようにしました。
苗字とのバランスを確認する
次に、実際に紙に書いてみて、苗字とのバランスを確認しました。
候補の名前を平仮名や漢字にして苗字と合わせて書き出し、遠目から眺めたりして名前全体の雰囲気を見ました。
響きが良くて気に入っていた名前も、実際に書いてみると案外しっくりこなかったりしました。
声に出して響きを確認する
子供の名前というのは、親にとっては一生呼び続けるものになります。
この先何万回と呼ぶことになります。
そう考えると、漢字などのこだわりはもちろんですが、何より響きがとても重要になってきます。
最終候補の名前について、実際に声に出してみて、響きに違和感がないかどうかを確認しました。
一つ一つの名前を上記の方法で検討していった結果、最終候補の中でも、二つに絞られました。
最後は我が子の顔を見てから決めるつもりが・・
生まれてきた赤ちゃんの顔を見たら自然と名前が決まったという話を聞いたことがあったので、最後はきっと我が子の顔を見れば決められるんだろうなと思っていました。
ところが、いざ出産して我が子とご対面しても、特に名前は浮かんでこず。
強いていうなら、朝青龍でしょうか。
生まれたての赤ちゃんって、顔がむくんでいて正直すごくブサイクなんですよね(笑)。
冗談はさておき、私の場合は、産後しばらくして赤ちゃんの顔の腫れが引いた後でも、どちらかの名前がしっくりくるということは特にありませんでした。
そのため、最後は二人でどちらにするか改めて話をして、出産した次の日に正式に名前を決定しました。
ちなみに、生まれた日がある行事の日で、決めようとしていた方の名前とその行事のイメージがたまたまぴったり合っていたので、それが最終的な後押しとなりました。
おわりに
今、娘は生後9ヶ月となりましたが、私たち夫婦は娘の名前にとても満足しています。
呼びやすく親しみやすい名前なので、初めての方でもすぐに覚えて呼んでもらえますし、色々な年代の方から良い名前だねと言ってもらえます。
両家族も娘の名前をすごく気に入ってくれていて、夫と二人でこの名前にして良かったねとよく話をしています。
あとは、娘が大きくなった時に、本人が気に入ってくれると良いなと思っています。
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