赤ちゃんのうんちがしばらく出ないと、心配になりますよね。
そんな時、おうちで簡単に出来るホームケア5つをご紹介したいと思います。
どれくらいうんちが出ていないと便秘なの?
そもそもどれくらいうんちが出ていないと便秘なのかということについてですが、排便間隔は赤ちゃんによって個体差が大きいので、一概に定義づけることができません。
3〜4日あいていたとしても、赤ちゃんの機嫌が悪くなく、健康なうんちが出ていれば特に問題ありません。
逆に、下記のような様子が見られる場合は、便秘の可能性があります。
- おならがいつもより臭い
- うんちが硬い
- 元気がない・機嫌が悪い
- お腹が張って固くなっている
- 普段よりも明らかに排便回数が少ない
- 食欲がない・食べても(飲んでも)吐いてしまう
赤ちゃんがいつもと違う様子で、普段よりもうんちが出ていないようであれば、便秘を疑ってみてくださいね。
便秘の主な原因について
母乳が不足している
一般的に、ミルクよりも母乳を飲んでいる赤ちゃんの方がうんちの回数が多めです。
ただし、母乳が不足している場合は便秘になります。
母乳はミルクと違ってどれだけ飲んでいるのか分からないため、不足していても気付きづらいですよね。
ちなみに娘の場合、新生児の頃は1日1回出るか出ないかという状態で、出ても黄色ではなく緑色のうんちでした。
ミルクも母乳を出すため最小限しかあげていなかったので、今思うと母乳不足による便秘だったんだと思います。
体重が順調に増えていなかったり、授乳しても泣き止まない場合は、一度母乳不足を疑ってみてください。
ミルクが赤ちゃんに合っていない
実は、ミルクの種類によって赤ちゃんのうんちはかなり変わります。
ミルクによって便秘になりやすかったり、逆に下痢をしやすくなったりします。
赤ちゃんによって合う合わないがあるので、ミルク育児で便秘が続いている場合は、一度メーカーを変えてみてください。
実際、私も全メーカーのミルクを試してみたことがありますが、黄色いうんちが何回も出るものもあれば、逆に緑色の臭いうんちが出るものもあり、本当に様々でした。
ミルクはどれも大差ないと思っていたのですが、メーカーによってこんなにも変わるんだ!とびっくりしました。
水分が不足している
赤ちゃんは大人よりも代謝が良いので、汗をかきやすく、おしっこもたくさんします。
特に夏場などでたくさん汗をかいた場合などは、十分に与えていると思っていても水分不足になりがちです。
また、一般的に離乳食を開始すると便秘になりやすいと言われていますが、これも母乳・ミルクの量が減って水分が不足することが原因として考えられます。
水分不足が考えられる場合は、母乳・ミルクの量を増やすか、白湯や麦茶で水分補給をしてみてくださいね。
運動不足でうまくりきめない
意外にも運動不足が原因である場合があります。
赤ちゃんは腹筋がまだまだ未熟なため、りきむ力が弱く、便秘になってしまうことがあります。
体を動かせるようになり、運動をすることで腹筋が鍛えられると、腸の発達と共にだんだんうまく排便できるようになっていくようです。
おうちで出来る便秘対策5つ
それでは、便秘になってしまった時におうちで出来るホームケアについてご紹介します。
病院へ行くまでもなさそうだけど、しばらくうんちが出ていなくて心配・・という場合は、ぜひ試してみてくださいね。
①授乳後にしばらく縦抱きをする
授乳をした後、赤ちゃんをすぐに横にさせず、しばらく縦抱きにしてみてください。
ミルクの場合はゲップをさせるために縦抱きにすると思いますが、ゲップが出た後も、しばらくの間そのまま抱っこします。
その方が、母乳(ミルク)がきちんと消化されやすい上、赤ちゃんが踏ん張れるようになるので、うんちが出やすくなります。
腸などの臓器は、きちんと本来の位置にある方が正常に機能しやすくなります。
それに、大人だって寝転んでいるよりも立っていたり座っていた方が踏ん張りやすいですよね?
赤ちゃんも同じで、寝ている姿勢よりも立っている姿勢の方が排便しやすくなるようです。
母乳の場合は、横抱き授乳を縦抱き授乳に変えただけで便秘が解消されることもあるようなので、縦抱き授乳にしてみても良いと思います。
②おなかをマッサージする
赤ちゃんのおへそのあたりに手のひらをあて、時計回りに「の」の字を描くようにくるくるとマッサージします。
腸が刺激されて、排便が促されます。
あまり優しくしすぎると効果が無いので、少しおなかがへこむくらい力を入れると良いと思います。
ただし、強すぎるのも良くないので、適度な力を心がけてください。
③歌に合わせて赤ちゃんの体を動かす
先ほど、運動不足だと便秘になりやすいという話をしましたが、体を動かしてあげることで腸が動いてうんちが出ることがあります。
便秘解消に効く有名な手遊び歌に、「おふねをこいで」というものがあります。
赤ちゃんの両足を持ち、歌に合わせて足を前後に動かしたり開いたりするので、おなかが刺激されてうんちが出やすくなります。
手遊び歌であれば、運動になる上に赤ちゃんとのふれあいにもなるので、一石二鳥ですよね!
私はこの他に、もともと持っていた歌絵本でもオリジナルで動きをつけて歌って遊んでいました。
手遊び歌は、歌+運動+スキンシップで赤ちゃんにとって良いことづくめですし、親もとても幸せな気分になれるので、便秘以外の時でもオススメです。
④バウンサーに乗せる
バウンサーに乗せるとうんちが出るというのはバウンサーあるあるです。
バウンサーは腹筋を使って上下に揺れるので、これも運動になっていることが原因のようです。
もしおうちにバウンサーがあれば、試してみてください。
ちなみに、赤ちゃんが自分で揺れる方がより効果的だと思います。
⑤綿棒浣腸をする
最後に、綿棒浣腸です。
赤ちゃんの便秘といえば綿棒浣腸ですが、うちの娘にはこれが一番効果がありました。
綿棒浣腸をすると、大抵30分後くらいにうんちが出ていました。
やり方は、綿棒にベビーオイルをたっぷりつけて、肛門に綿棒を半分の長さが入るくらい入れ、回したりして数分グリグリと刺激します。
赤ちゃんの肛門に綿棒を入れるのが怖い・・という方もいるかと思いますが、慣れてしまえば大丈夫です。
割と奥まで入れしまっても問題ありません。
それよりも、赤ちゃんが便秘で苦しむ方がかわいそうですので、気負わずトライしてみてくださいね。
おわりに
私の娘はこの5つのどれかをすると、割とすぐにうんちが出ていました。
便秘は癖がついてしまいやすいので、普段から出す癖をつけることが大切です。
宜しければ、是非試してみてくださいね。
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