ジーナ式を続けて約1年半。娘は現在1歳9ヶ月です。
これまで、後追いの時期などがありつつも、ほぼ順調だったジーナ式なのですが、先日ついに「もうジーナ式は諦めるしかないかも・・」という事件が発生しました。
夜、いつも通りベッドに置いて部屋を出ようとすると、ギャン泣きしてしまうようになったんです。
格闘が3週間ほど続いたのち、今は何とか泣かずに寝かせられるようになったのですが、一時はどうなることかと思いました。
詳しい状況と対処法について、書いておきたいと思います。
ギャン泣きするまでの状況
ギャン泣き前の様子
それまでは、夜寝るのを多少嫌がることはあっても、スリーパーを着せると割とすぐねんねモードになっていました。
スリーパーを床に置けば、自分からその上に寝転ぶようなことも多く、もちろんベッドに連れて行っても泣かずに寝てくれていました(すぐに寝ない時も一人でおしゃべりしたり歌ったりしていました。)。
それが、ギャン泣きをするようになる一週間前くらいから、次第に雲行きが怪しくなるように。
最初は、ベッドに置いて部屋を出ようとすると、「おちゃのみたい」「おふとんかけたい」など、今までしなかった注文をするようになったんですよね。
どうしたのかなと思いながらも、水筒やタオルケットを持って行ったのですが、私が部屋を出る時に、少しぐずるように。
これはまずいな、と思っていたところ、案の定、日に日にぐずりがエスカレート。
お茶を飲ませてタオルケットをかけた後、私が部屋を出ようとすると、ものすごい勢いで立ち上がってベッドの柵にしがみつき、
「おふどんがげだいぃぃぃー!!!」
「おぢゃあげでぇぇぇーーー!!」
「だっごぉぉぉぉーーー!!」
と泣き叫ぶように。。。
突然のギャン泣きに動揺しつつも、しばらくしたら泣き止むかな?と思って一旦退室して様子を見ましたが、泣き声は全く衰えず、ヒックヒックしてしまうくらいギャンギャン泣き叫びまくりました。
一緒に夫もいたんですが、さすがにこれは放置できないということになり、数分で我慢できずに様子を見に行きました。
すぐ側にいないと立ち上がって泣く
娘の様子を見ると、どうやら一人でベビーベッドで寝るのが嫌で、ベッドを出て添い寝をしたがっている様子。
すぐ近くで見ていれば泣き止むものの、側にいるかどうかをしっかりチェックをしていて、少し離れたところでも姿が見えないと泣いて起き上がってしまうため、結局寝付くまで側にいることに・・
夜中も側にいないことに気がついて泣いて起きてしまう日があり、夜中の3時にベビーベッドの前で30分くらい座っていなければいけなかったりして、結構辛かったです。
赤ちゃんの時とは状況が違うため、対応にかなり悩む
赤ちゃんが寝る前に泣いてもしばらく様子を見ましょう、というのはジーナ式の基本ですが、娘はもう1歳8ヶ月。
赤ちゃんとは違って物心もつき始めているし、泣き方もすざまじいので、これがトラウマになったらどうしよう・・・と不安になってしまい、しばらく放置するということが出来ませんでした。
ただ、様子を見に行くとそのまま寝るまで部屋から出られなくなってしまうので、どうすべきなのか、対応にかなり悩みました。
暗闇を怖がるようになっている訳ではない
なんとか解決法はないかと、1歳以降のトドラー編を読み返してみたところ、2歳〜3歳になると、暗闇を怖がる場合があるとのこと。
ただ、娘は暗闇が怖いわけではなく、一人で寝るのが嫌だという感じでしたし、実際対処法として書いてある通りにルームライトをつけたり音楽を流してみても、全く効果がありませんでした。
ギャン泣きの解決法
こんな感じで、3週間くらいは毎晩泣いてしまう日々が続きました。
ひどいギャン泣きは数日でしたが、寝る前に必ず泣き出してしまうようになり、困り果ててしまいました。
ただ、試行錯誤の結果、以下の5つの方法で再び泣かずに寝てくれるようになりました。
①さりげなく部屋を退室する
先ほども書いた通り、まだ起きている時に部屋を出るようとすると泣き始めてしまっていたのですが、ある日、「ちょっとお茶飲んでくるね。」と言って扉を半開きのままさっと部屋を立ち去ったところ、なんと泣かずに寝ていったんです。
それまでは、「じゃあ、おやすみね。」と言って、いかにも今から部屋を出ますよ!という感じで出て行こうとしていました。
多分、さりげなーく出て行ったのが良かったんだと思います。それ以降、軽く「おやすみ」というか、「お茶飲んでくるね」と言ってさっと部屋を出れば、そのまま泣かずに寝られるようになりました。
②ルームライトをつけておく
さりげなく部屋を出た時、廊下の電気が付いていて、部屋が真っ暗ではなく薄暗い状態になっていました。
ひょっとして、やっぱり部屋が真っ暗なのも嫌なのかな?と思い、寝る時に「真っ暗いや?怖い?」と聞くと、「まっくらこわい」と答えました。
最初は一人で寝るのが嫌という気持ちが一番強くて、ルームライトも全然意味が無かったんですが、おそらく部屋が真っ暗なのも原因の一つだったようです。
その後、扉を開けておく代わりに、ルームライトをつけておくようにしたところ、落ち着くようになりました。
↑22時半授乳の時に大活躍していたライトが再び大活躍です。
③しばらくトントンする
これが一番効果があったかな、と思います。
泣くことがしばらく続いた頃、「トントンしてぇ」と言うようになりました。
そのため、ベッドに寝かせた後、しばらく背中をトントンするようにしました。
数分トントンした後、ルームライトをつけたまま部屋をさっと出るようにします。
トントンが短すぎると、「もっとトントンしてぇ!」となりますが、その時は「もうちょっとだけね」と言って追加で少しトントンしてあげると、嬉しそうにして、その後は泣かずに寝られています。
④スリーパーを着せるのをやめた
次に、スリーパーを着せるのをやめました。
ベッドに置くと突然泣くようになった数日後、スリーパーを着せようとする段階で「スリーパーいや!」「ねない!」と言って泣き叫ぶようになりました。
寝るのが嫌でスリーパーを着たがらないんだと思い、全力で嫌がる娘に毎晩力づくでスリーパーを着せていたんですが、さりげなく部屋を退室する作戦がうまくいくようになって少し落ち着いてきた頃になっても、「スリーパーいや!」と言うのが続きました。
そのため、ある晩試しにスリーパーを着せるのをやめてみたところ、なんと、自分から歩いてベビーベッドまで行きました。
暑かったからなのか、どうやら本当にスリーパーを着るのが嫌だったようで、スリーパーをやめて以来、ぐずらずにベッドまで行けるようになりました。
今はスリーパーなしで寝ていますが、これから寒い季節になるので、様子を見てもう一度着せてみようと思っています。
寒くなってきたので、再びスリーパーを着せるようにしました。最初は多少イヤイヤしていたんですが、説得したところ、なんとかまた着てくれるようになりました。
⑤たくさんぬいぐるみを連れて行く
最後に、一緒に寝る仲間をたくさん連れて行く作戦をとりました。
今までも、 バニーズバイザベイ
寝るのを嫌がって泣いた時、リビングにあったミニーちゃんのぬいぐるみを渡したところ、泣き止んで落ち着くようになったため、それ以降、何個か一緒に連れて行くようにしています。
ぬいぐるみだけでなく、絵本やキーホルダーなどの場合もありますが、自分の気に入ったアイテムをベッドに持って行くことで、安心して寝られるようです。
ということで、上記5つの合わせ技を駆使した結果、なんとか元通り寝てくれるようになりました。
突然ギャン泣きし始めてしまった理由(推測)
今回、突然ギャン泣きで一人寝を拒否してしまうようになった理由ですが、多分、イヤイヤ期に突入したからだと思っています。
最初泣き出した頃は、一人で寝るのが嫌で親を求めているのに、無理やり一人で寝かせようとするなんて、やっぱりひどいのではないか、トラウマになってしまわないか、とかなり悩みました。
↓過去に読んだネントレ本を引っ張り出してきて、もう一度読み直したりしました。
ですが、娘の様子をよくよく見てみると、どうやらイヤイヤ期に突入した様子。
その証拠に、寝る時だけでなく、お風呂に入るのもギャン泣きで嫌がるようになりました。
もちろん、一人で寝たくないというのもあったと思いますが、それに加えて、もっと遊びたいのに遊べないという不満もあって泣いていたようです。
現在の状況について
今は、寝る時間になったらスリーパーを着せずにぬいぐるみやおふとんを持ってベッドへ行き、ルームライトのついた部屋で数分おしゃべりしながらトントンした後退室すれば、泣かずに(もしくは少しだけ泣いてから)寝てくれています。
若干の寝かしつけが増えましたが、ほんの数分ですし、何より娘の嬉しそうな顔を見ながらトントンするのが私にとっても癒しの時間となっていて、逆に寝る前の幸せなひとときになっています。
もしかすると、今後トントンをもっと要求するようになったり、また泣き出したりしてしまう可能性はありますが、今のところはこの方法で落ち着いています。
実はこの記事を書いた後、退室するとまた泣くようになってしまったんですが、その時は、扉を開けっ放しにしておくと泣かずに寝られるようになりました!もしかすると、薄暗い部屋に閉じ込められるのも嫌だったのかもしれません。
現在2歳1ヶ月になりましたが、現在は扉を開けっ放しにすればご機嫌で寝るようになりました。スリーパーも嫌がらずにちゃんと着ます。ただ、扉を閉めて真っ暗になると泣くため、扉は開けて、廊下の電気はつけた状態にしています。
二人目の娘が1歳6ヶ月で同じ状況になりました。
その時の対応についてはこちらの記事に書いています。